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2020年10月刊行
2020年10月刊行
文化科学高等研究院出版局
文化科学高等研究院出版局ehescjapan.com
序 言語の哲学と日本語:文化資本としての言語理論へ
1章 日本語・日本哲学における〈主語〉という誤認の概念空間
2章 主語制言語と述語制言語との対比:文法次元への批判的アプローチ
3章 一般文法の考古学的表象と一般言語学の閾
4章 日本語における近代文法化の変遷への批判閾
5章 日本語史と国家語の言語政治:述語制をなくした言語交換エコノミーと「国語」
6章 吉本〈言語表出〉史論からの本質的な述語表出の諸相
7章 近世日本文法の述語的表象と転移地盤
616頁
3800円+税
第2巻は、「てには」論から、富士谷成章、宣長・春庭ら、そして松下・佐久間・三上の述語制文法を解析。
第3巻は、金谷・浅利・藤井から述辞体系として、助辞・動助辞を了解論からとき、西田場所論から、資本経済、文化技術の日本文化資本としての述語的日本語世界を開示します。
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